解説者: 2008年12月アーカイブ

にきびの原因

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余分な皮脂分泌が原因で、毛穴が詰まることによっておこる炎症がにきびです。
にきびといえども軽く考えずに皮膚の病気ときちんと捉えて治療をすることが大切です。

にきびの原因となるものはその症状によって実に様々です。
まず白にきびといってにきびの初期症状にあたり、毛穴が詰まって皮膚表面に白く盛り上がった状態になるものがあります。

白にきびは毛穴が閉じてしまうことが原因でできてしまいます。
毛穴が閉じるのを防ぐには、毎日の洗顔を適切に行って、皮脂がきちんと排出されるようにすることです。

また黒にきびというものもあります。これは毛穴内部に詰まった皮脂が、毛穴の外に押し上げられてしまい毛穴が開いて入り口のところで黒ずみ、酸化している状態です。過剰な皮脂分泌と毛穴のつまりが黒にきびの主な原因だといえます。

赤にきびというのは、軽症の白にきびや黒にきびが悪化してしまった状態です。
毛穴に炎症おこしてしまっているのです。ここまで悪化してしまうと、日々の洗顔や食事のコントロールでは治りにくくなってしまいます。
そしてストレスによってますます悪化してしまう危険性があるのです。
この赤にきびがさらに悪化した状態のにきびを「化膿にきび」といいます。

化膿にきびにはアクネ菌が深く関係しています。アクネ菌は皮膚を栄養にして増殖する菌で、炎症をおこしている毛穴の内部を化膿させます。
この状態になると痛みや痒みもおこってくるでしょう。
にきびにはこのようにひとつひとつ症状に段階があるので、その症状に適切な治療をしていかなけれならないでしょう。それが早い改善につながるのです。



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